西調布ハーモニー歯科クリニック

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虫歯予防とライフステージ (6歳〜20歳)


前回、6歳までの虫歯リスクとライフステージ(人生の段階)について書かせていただきました。

今回は、6歳臼歯が生えてきて、乳歯の前歯が抜けてから、20歳くらいまでの虫歯リスクの変化を書きたいと思います。

 

乳歯が永久歯に生え変わる時期でのポイント。

乳歯から永久歯に生え変わる時期は特に定期健診が必要です。
学校健診で問題があればもちろん、例え「ムシ歯なし」と言われても定期健診は健康な口腔を維持するためには必ず必要です。学校の健診は、個人の虫歯を見つけるためのチェックではなくて、学校全体やその地区の健康状態を自治体が把握するためのものなので、虫歯やその他の問題を大まかにしかチェックできません。

生えたての永久歯は石灰化が弱く虫歯になりやすい状態ですが、フッ素塗布によって歯の表面を固くすることができる時期でもあります(歯の表面のハイドロキシアパタイトをフルオロアパタイトに置き換える)。
この時期にフッ化物をしっかり使うことで、将来虫歯になりにくい歯を作ることができます。

特に歯科医院で高濃度フッ素を塗って効果が高いのは、この時期です。

歯並びのチェックもこの時期は特に受けてください。
規則正しい食生活と正しい歯磨きをこの時期に覚えましょう!

また、スポーツを始める子供が増え、同時にスポーツドリンクを飲み始める子供がでてきます。

スポーツドリンクは、水分補給、アミノ酸が入っているものは怪我防止などに役立ちますが、スポーツ時にだらだら飲むことが多く、虫歯リスクをかなり上げます。

アミノ酸摂取目的であれば、スポーツ前にまとめて飲むか、アミノ酸の粉末をスポーツ前に摂取してください。運動中の水分補給は、麦茶や水で行うと虫歯リスクを上げません。

どうしても運動中にスポーツドリンクを飲みたい方は、スポーツドリンクを薄める、ドリンクを飲んだ後には必ず麦茶などを飲んで、ドリンクが口の中に残らないようにしましょう。

 

この時期に、噛み合わせを見てもらって問題を修正しておくと、将来虫歯のリスクを下げることができるかもしれません。噛み合わせも見てもらえる歯医者さんに定期的にチェックしてもらうと安心です。

 

12歳〜20歳程度まで(思春期)でのポイント。

永久歯が全部生えそろうのは12歳ごろです。それ以降の思春期の時期は一般的に、人生の中で虫歯リスクが一番高くなる時期です。
永久歯はまだ十分硬く(石灰化する)なっていません。
親の言うことはあまり聞かなくなりますし、受験時期では食生活が乱れがちにになってしまいます。
小学生のうちは行っていた定期健診も部活や勉強などの理由で行かなくなってしまう事が多くなります。
お小遣いを貰うようになって、友達同士での買い食い、夜食、ダラダラ飲み・食いも多くなって、いろいろな悪条件が重なります。

この時期の前までにムシ歯の問題や食事の問題、健康的な口を維持することを自分自身で気をつけていけるようになっているのが理想的です。

大学に入った後も、飲み会や遊び、部活やサークル、試験勉強などで不規則な生活が続く方が多いです。子供の間は虫歯が1本もなくても、この時期にまとめて数本虫歯ができる方が多くいらっしゃいます。

やはり定期健診を受け自分自身の虫歯リスクを理解し専門家のアドバイスを受けてください。
リスクの高い人でも適切な予防処置でムシ歯は防げます。

 

調布市 西調布ハーモニー歯科クリニック

川上壮

 

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